ぎっくり腰になったら本当に辛いですよね。
私自身もぎっくり腰になった経験がありますが、その期間は本当に地獄でした。
この痛みは実際に経験したことのある人でないとわからないでしょう。
朝起き上がるのも困難で、靴下を履くのに何分かかったことか・・・
この教訓をもとに気を付けているので、まだ2度目のぎっくり腰にはなっていません。
ぎっくり腰の体験談
まさか自分がぎっくり腰になるなど夢にも思っていませんでした。
やはり、何故なったのかと言う明確な原因はわかりません。
あくまで推測でしかありませんが、お話しします。
ぎっくり腰になった時の状況
今から2年前の2月のことでした。
私が勤めている会社は、毎年2月3月が繁忙期で、その日も忙しかったと記憶しています。
自分の仕事も後に回し、後輩の仕事の進み具合が悪かったので、応援に入りました。
業務内容は、お客様から頂けた注文商品を揃えて、荷造り、出荷をすることなのですが、その荷造りを手伝った時のこと。
揃えた商品を伝票と照合して確認後、伝票を封筒に入れ商品を箱詰めするのですが、伝票を封筒に入れた時、腰に電流が流れました。
動きが止まったその姿勢から、そのまま10分ほど動くことも出来ずその痛みに悶絶していました。
何が起こったのかわからずに、とりあえず動こうとしてみるのですが、少しでも動くと激痛に見舞われたので、とりあえずじっとしていました。
少しマシになってきた様に感じたので、事務所の自分の席まで這って行き、椅子に座る事は出来たので、そこで後に回していた自分の仕事を始めました。
原因は何であったのか
周りからそれはぎっくり腰だと言われて、初めて自分がぎっくり腰になったのだと理解しました。
ですが、ぎっくり腰になるのは、『何か重いものを持ち上げた時』ではないのかと言う様に思い、腑に落ちませんでした。
何故ぎっくり腰になってしまったのか考えてみると、前日は休日で、姪と遊んでいました。
ソファーに座り、足を伸ばして、足首付近に姪を座らせ、上下に動かすととても喜んでくれたので、腰への負担を感じつつも続けていたところ、近くで見ていた父親に『腰を痛めるぞ』と言われた事を思い出しました。
その日は疲れていたから?
前日は姪と全力で遊び、当日は朝から忙しく、疲労が溜まっている中で、背中に緊張があったと言う自覚はありました。
ですが、体が丈夫な事が取り柄の私が、まさかぎっくり腰になるとは夢にも思っていませんでした。
それも何か重いものを持ち上げてならまだしも、伝票を封筒に入れた時になるとは・・・
情けなく思ったのを今でも覚えています。
ぎっくり腰になってからの生活は?
実際にぎっくり腰になってからの生活は、とにかく辛かったの一言でした。
始めの難関は朝、起き上がることで、ゆっくり時間をかけて起き上がり、出社の準備をするのですが、普段の何気ない当たり前の事がとてもキツかったのを覚えています。
特に困ったのが靴下を履く事で、たかだか靴下を履くだけで、どれだけ時間がかかったことか。
腰にコルセットを巻き、何とか出社すると、第2の難関が立ちはだかります。
社の営業車は、業務終了後、倉庫に直して帰るのですが、朝は倉庫に直して帰った営業車を表に出すことから始めます。
ここでの車の乗り降りが本当に辛くて、5台ある営業車を外に出すのにも一苦労でした。
約一週間ほどのことでしたが、二度と引き起こしたくないと言う事を伝える事は出来たと思います。
何故ぎっくり腰になるのか
ぎっくり腰になるのは、これをしたからと明確なものはありません。
よく言われている事は、急に重い物を持った時というのが一般的ですが、他にも急に立ち上がったときや、くしゃみをした時などでもぎっくり腰になります。
これらのことから、ぎっくり腰は急になると思われがちですが、実はそうではありません。
様々な要因とともにお話しします。
ぎっくり腰になるまで
ぎっくり腰になる要因としては、筋肉が冷えや疲れていて固まってしまっていたり、ストレスであったり運動不足などが挙げられます。
先ほどぎっくり腰には急にはならないと言いましたが、その理由についてお答えします。
腰には常に負担がかかっていて、疲労が溜まっています。
その疲労分を背中の筋肉で補っているのですが、疲労が続くと背中の筋肉も固まっていきます。
そして最終的に背中の筋肉も固まりきってしまった時に腰に激痛が走り、ぎっくり腰となってしまうのです。
ですので、背中が疲れていたり、硬くなっていると感じた時は、力を抜いてゆっくりとストレッチなどで背中をほぐしておくと防止できます。
実際に私も背中が固まっていると感じた時は、脱力して肩から背中にかけてぐるぐる回してほぐす事を心がけています。
ぎっくり腰が治らない原因
ぎっくり腰が治らない原因は様々であると思います。
特に繰り返し発症される方がおられる様ですが、これはよく言われているいわゆるクセになるといった事であると思われがちです。
しかし、本当のところはクセになっているのではなく、治りきっていないという事なのです。
なかなか治らない方は以下の事をしていませんか?
早期に通院していない
どの様な場合にも言える事ですが、体に以上を感じたら、医師に見てもらうのが一番です。
動く事も困難である為辛いとは思いますが、必ず病院へ行き、症状を見て貰って対応策を指示してもらう事です。
入浴等体を温めていませんか?
ぎっくり腰とは腰に炎症を起こしている状態です。
炎症が起こるのは、その部分の修復に血液が集まるからで、赤く晴れてその部分は熱を帯び、痛みを伴います。
よく痛めた箇所がドクドクとしている事を感じた事はありませんか?
それはこの為で、炎症部位を温めてしまうと、その動きを活性化させてしまうので悪化してしまうのです。
無理を続けていませんか?
仕事などでどうしても体を動かさなくてはならない気持ちはわかります。
実際に私もそうでしたが、早く治すためには無理をしない事が一番です。
仕事上、運送会社を使っていて、そのドライバーの方がぎっくり腰のまま仕事を続けていましたが、やはり長引いていました。
ぎっくり腰になった時の対処法
ではぎっくり腰になってしまったらどの様にすればいいのでしょうか。
ぎっくり腰になった直後は以下の事を心がけて下さい。
まずは冷やす
前述しましたが、ぎっくり腰とは腰に炎症を起こしている状態です。
炎症を抑えるためには、その部位を冷やす事が最も効果的です。
ぎっくり腰になった直後はとりあえず冷やしましょう。
激しい痛みが落ち着いてきたら、冷やすか温めるかご自分の心地よいと思う方を選んでください。
私は冷やすと固まるのではと思ったので、温める方を選びました。
入浴もこのタイミングで始めました。
無理に体を動かさない
ぎっくり腰になった直後は動く事も立ち上がる事も困難です。
その様な状態で無理に体を動かしてしまうと症状を悪化させかねません。
まずは安静にして様子をみる様にして下さい。
激しい痛みが落ち着いてきたら、無理のない程度で徐々に体を動かす様に心がけて下さい。
安静にしていた方がいいと思われがちですが、少しずつでも動いた方が治りが早い事がわかってきています。
注意して欲しいこと
まず、ぎっくり腰は急になるのではなく、それまでに溜まった疲労が限界値を超えた時になります。
また、ぎっくり腰は、クセになるのではなく、治りきっていないという事です。
実際に経験した私から言える事は、相当痛く、数日は通常の日常生活を送る事が困難になるため、できる事ならならないに越した事はありません。
日頃から出来るだけの注意と対策をしておく事をおすすめします。
背中が張っていたら、力を抜いて、軽く腕を回したりしてほぐす様にすることや、無理な姿勢を出来るだけしない様に心がける、急に動き出さない、適度な運動をし、ストレスをためない様にするなどです。
私も体が強い方なので自分がなるとは思っていませんでした。
無理は本当にしない様にして下さい。
ぎっくり腰についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。
ぎっくり腰には急にならないとはいえ、私も実際になって、調べたことでわかっただけで、急になったと思っていました。
ゆくゆく考えたらというのは、なってから思うことで、ならなくて済むのであればならないに越した事はありません。
私もなってから調べたのですが、なかなかなるまでは調べる事は少ないと思いますが
この記事が皆様の目に留まり、ご注意頂けるきっかけとなれば幸いです。
ありがとうございました。
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